ねぷた囃子が聞こえる頃、屋根の上はもう真夏です

夕方になると、どこからか笛と太鼓の練習の音が聞こえてくる。ああ、今年も夏が来るなあ。黒石の7月って、いいですよね。
こんにちは、伊原塗装です。
ところで私たち塗装屋は、たぶん黒石でいちばん早く「真夏」に出会う仕事かもしれません。場所は、屋根の上です。
屋根の上は、ひと足先に真夏です
梅雨の晴れ間でも、屋根の上はもう夏本番。
特に金属屋根は、午前のうちから素手では触れない熱さになります。作業靴の裏からじんわり熱が伝わってきて、「屋根ってこんなに熱を溜め込むのか」と、この仕事をしていると身体で分かります。
そして、その熱の行き先は屋根の下。つまり、お家の中です。
「日が暮れたのに、2階さ上がるともわ〜っとするのよ」
夏になるとよく伺うこのお悩み、原因の多くは屋根にあります。
昼間に屋根が溜め込んだ熱が屋根裏にこもって、夜までじわじわお部屋に降りてくる。2階の寝苦しさは、屋根からの置き土産だったりするんです。
塗装で、暑さを和らげるという手
実はこの暑さ、屋根の塗り替えでお手伝いできることがあります。
太陽の光を反射して、屋根の表面が熱くなりにくくする「遮熱塗料」というものがあります。
屋根の塗り替え時期が近いお家なら、「どうせ塗るなら遮熱タイプに」という選び方ができるんです。
……と、ここまで読んだ黒石の皆さんなら思いますよね。「んだばって、冬はどうなのさ」と。
いい質問です。遮熱塗料はあくまで夏の暑さ対策で、冬を暖かくするものではありません。
屋根の色の好みや、雪の落ち方との相性もあります。ですから私たちは、お宅の屋根に合うか合わないかを正直に見立ててお伝えします。流行りだから勧める、ということはしません。
秋の塗り替えは、夏のうちにひと声を
夏が過ぎれば、9月・10月は春と並ぶ塗装のベストシーズンです。
雪が来る前に仕上げたいお家が集中して、毎年ちょっとした順番待ちになります。
それに加えて今年は、例の塗料事情(値上がりや品薄、まだ続いています)で材料の手配にお時間をいただく場合があります。
「秋にやりたいな」と頭の片隅にある方は、今のうちに点検とお見積もりだけ済ませておくのがおすすめです。
見たからといって、急かしません。「見てもらったけど、来年にするわ」も大歓迎です。
おわりに
月末、ねぷたが通りを行く頃には、黒石の夏もクライマックスです。私たちも麦茶をがぶがぶ飲みながら、今日もどこかの屋根の上で頑張っています。
現場を見かけたら、ぜひ手でも振ってやってください。
お家の暑さのこと、秋の塗り替えのこと、いつでもお気軽にどうぞ。